痰が喉の奥に詰まった感じがするけど、取り出す方法は?

喉の奥に痰が詰まった感じになって出てこない、かといって飲み込めない…と、歯がゆい思いをしている
場合、意外な理由でこの症状になっている可能性があります。

私も以前、後鼻漏で悩んでいた時に痰が喉の奥に詰まった感じになって、呼吸が苦しくなることがありました。
でも、対処法がわかってからは痰が喉の奥に詰まっても動じなくなりました。

あなたも痰が喉の奥に詰まった感じになったときにとる対処法を、用意しておきましょう。
そうすれば、大事が用があるときに痰が喉の奥に詰まっても慌てることがありません。

ちょっとしたことで痰が喉の奥に詰まるのが解消できた人の体験談

20歳を過ぎたころから痰が喉の奥に詰まった感じになることが多くなったという男性。
意外なことが原因でこの症状が起こっていて、すぐに改善したといいます。

「社会人になってから、喉の奥に痰が詰まった感じになっていた。
たぶんストレスのせいだろうと思っていたけど、ある日先輩に『そんなに姿勢が悪くて息しづらくないの?』
と聞かれた。

今まで運動部で勉強もあまりしてこなかったから長時間机に座っていることがなかったけど、社会人になって
パソコンで仕事をするようになり、朝から夜まで座りっぱなしな毎日になった。
長時間座りっぱなしなのになれていないから、知らず知らずのうちに姿勢がかなり悪くなっていた。

先輩に言われて姿勢を改善したら、翌日から呼吸が楽になり、数日後に胃がとても痛くなった。
その胃痛が治ったら、喉の奥の痛みが消えていた」

この男性は、姿勢が悪いことで痰が流れにくくなって喉の奥にたまってしまったのです。
そして姿勢を良くしたことで痰の流れが良くなって、胃に流れたと考えられます。
痰はいらない水分、細菌の死骸、白血球の死骸、ほこりやチリなどの体にとって有害なもののかたまり。

胃に到達すると、胃もたれを起こしたり胃痛になったりするのは珍しくありません。
そして胃を通過して尿と一緒に体の外に排出されたから、全身が楽になったのでしょう。

花粉症が原因で痰がのどに詰まることもある

姿勢が原因になっている場合は、姿勢を正せばいいだけなので楽です。
でも、花粉症などの体質が原因になっている場合は治すのに時間がかかります。

ある女性の体験談では「毎年花粉の季節になると、痰が喉の奥に詰まった感じになる」と書かれていました。
私も毎年花粉症になっていたので、この女性の悩みはよくわかります。

私の場合は大量の鼻水が出て、鼻の付け根が痛くなるのです。
鼻が詰まってしまうからだと思うのですが、鼻をかもうとするとツーンと痛くてかみにくかったです。
しかも鼻水が鼻の奥にたまっているような感じがして、顔が重くなった気がしていました。

あとで調べてみて分かったのですが、これは本当に鼻水で顔が重くなっていました。
鼻の奥、ほほの内側と額の中心の内側には副鼻腔が広がっています。

ここに鼻がつまると鼻水がたまってしまうので、顔が重くなるのです。
鼻の奥から変なにおいがしたり、頭痛がする場合もあります。
これは慢性副鼻腔炎という病気になっている証拠で、後鼻漏という症状が出てしまいます。

後鼻漏とは副鼻腔に長くとどまっていて、細菌が繁殖した鼻水が喉の奥に流れてくる症状のことです。
細菌が繁殖している鼻水は水分が少し抜けてドロドロになっているから、なかなか流れません。
鼻と喉の境目の上咽頭にずっと、とどまっている場合もあります。

こうなると、喉の奥に痰のかたまりが詰まっている感じになるのです。
このまま痰を流して、胃までもっていくと胃もたれや胃炎の原因になってしまいます。
後鼻漏の症状が全身に広がってしまうので、できるだけ痰は口から出すようにしましょう。

痰を飲み込んで妊婦さんのようなお腹になってしまった男性の体験談

後鼻漏の痰は、もともと鼻水で細菌がとても繁殖している状態だから飲み込まないほうがいいです。
でも、寝ている間に痰のかたまりが喉の奥から取れて胃まで到達してしまうこともあります。

ある男性の体験談には、こんなことが書かれていました。

「毎年秋の終わりから冬の初めにかけて、風邪をひいていました。
鼻詰まりがひどいだけで咳も出ないし、熱もありません。
しゃべりにくさはあるものの、仕事ができるからいいかと放置。

そしたら呼吸が苦しくなるくらいに大きい痰のかたまりが喉の奥につっかえる感じがして仕事に行けなく
なってしまいました。水分補給がいいと聞いて温かい飲み物をひたすら飲んでいたら、喉のつかえがとれ
一安心。

でも、その日のうちに激しい胃痛になって何も食べられなくなり、翌日は妊婦さんみたいにお腹が大きく
なってしまいました。痰を飲み込んだからそれが今大腸に来ていて、張ってるってことなのでしょうか」

この男性の予想は合っていて、痰は体にとって老廃物で消化・吸収しづらい…というか吸収できる
栄養がありません。消化して多少柔らかくしたり、小さくしたりはできると思いますが。
でもそのままの大きさで肛門まで到達する可能性もあるからおなかが大きく張ったり、便秘になる可能性あり。

飲み物で流し込むというものひとつの方法ですが、それよりは鼻と喉の粘膜のはたらきをよくして口から吐き
出すという方法のほうが安全です。

鼻水を吸い込む癖や痰を飲み込む癖はよくない

痰のかたまりが喉の奥に詰まっている感じがする人の中には、「鼻をかむ習慣がない」という人も。
毎年花粉の季節に鼻をずっと噛んでいる私は「そんな人いるの?」とびっくりしましたが、割と多いみたいです。

私の友達にも「鼻水はすする癖があるし、痰は飲み込む癖があって」と話している人がいました。
ふだん、鼻をかむことがほとんどないのだそうです。
でも、友達は胃腸が弱くて、よく胃痛や便秘で苦しんでいます。

鼻をかんで体の外に出すことで、副鼻腔を通過して食道に流れて胃に到達することが減りますし、痰も吐き
出すことで同じような症状に苦しむことがなくなります。
しかも、痰や鼻水のかたまりが大きいと食道の下の方で本当に詰まってしまうことがあります。

呼吸困難になってしまうことがあるので、気をつけましょう。

私の友達以外にも、鼻水をすすったり、痰を飲み込んだりする癖がある人の体験談を読んでいたら「首と鎖骨の
境目くらいに痰が詰まっている感じがする。子供のころからずっとこうだけど、妊娠したから取りたい」と
書かれていました。

飲み込んでいた痰や鼻水がずっとこの位置で詰まっていると、角化している可能性があります。
触ってみて、軟骨のような柔らかい塊がある場合は痰と鼻水が核化しています。

角化した鼻水や痰も排出する効果が期待できるお茶

鼻水や痰が詰まりすぎて角化までしていると、「手術したり治療しないと取り出せない」と思うかも
しれません。しかし、意外とお茶で排出することができます。

なた豆茶という鹿児島県産のお茶を飲めば、角化している鼻水や痰を排出する排膿作用が期待できるのです。
そして、抗炎症作用も期待できるから鼻やのどにずっと鼻水がたまっていて、炎症を起こしていても治りやすいです。

なた豆茶はアイスでもホットでも飲めるけど、鼻と喉の粘膜を活性化したいならホットがいいですね。
加湿・加温効果で、喉の奥に詰まっている痰も吐き出せるかもしれません。

鼻をかむ習慣がない人は1日に朝昼版3回は、鼻を意識的にかみましょう。
鼻がムズムズしていなくても噛んで、痰も定期的に出しましょう。
そして、朝晩2回、上半身を腰から折ってください。

こうすることで、喉の奥にたまっている鼻水や痰のかたまりが口から出やすくなるからです。
こんな風に薬には頼らない方法でケアすると、後鼻漏で悩んでいる人も、生活習慣が原因で痰で苦しんで
いる人も症状が改善しやすくなりますよ。