抗生物質を飲んでいるのに後鼻漏が治らない理由は?

1日中、鼻水が喉に流れてくる後鼻漏は多くの人が悩んでいる症状です。
私もずいぶん長い間、後鼻漏で悩んでいて、とてもつらい思いをしました。

後鼻漏で悩んでいる人は「治りにくい」のを実感しているはず。
まだ後鼻漏に直接効果がある薬がないから、治療が長引いてしまうのです。

でも、薬以外の方法を取り入れると後鼻漏が治りやすくなります。
とてもかんたんな方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。

後鼻漏は健康な人でもなるもの

後鼻漏で悩んでいる人は、「はやく鼻水を止めないと」とか「喉に鼻水が流れてくるのをどうにかしないと」
と考えていると思います。

私も後鼻漏のことをよくわかっていなかったときは、同じ事を考えていました。
「鼻水が喉に流れてくるなんて、とんでもない異常事態になってる」と誤解していたのです。
でも後鼻漏のことをくわしく調べてみると、鼻水が喉に流れること自体はふつうのことでした。

健康な人でも鼻やのどの粘膜の保湿、汚れを流すために、毎日6リットルくらいの鼻水が喉に流れているそう。
後鼻漏はこの症状そのもののことをいうから、後鼻漏であること自体は問題ないのです。

ということは、逆を言えば鼻水が喉に流れなくなったら大変なので、鼻水が喉に流れ菜ようにする薬がないのは
当然ですよね?だから、みんな後鼻漏の治療が長引いて、困っているのですが。

問題なのは、喉に流れることではなく鼻水の質。
後鼻漏の人はほとんどが慢性副鼻腔炎です。
ずっと鼻の奥の副鼻腔にたまっていた鼻水が喉に流れてくるから、細菌が繁殖していて、ネバネバしています。

細菌だらけの鼻水が毎日6リットルも喉に流れ続けるから、喉のいろいろなところに炎症が起こって、食道や胃まで
荒れてしまうのです。副鼻腔炎にたまりまくっている鼻水を出し切って、はやく健康な鼻水に戻さないといけません。

病院でできる後鼻漏治療

病院でできる後鼻漏の治療には、限界があります。
鼻水が喉に流れるしくみそのものは、健康なことだからです。

鼻水を抑えることができないから、喉に流れてくる鼻水のネバネバを抑える薬、粘膜を保護する薬、気管支を広げる薬
などを飲むしかありません。抗生物質は粘膜を保護する薬のジャンルに入ります。

でも、抗生物質の役割は基本的に病原菌を撃退すること。
後鼻漏で呼吸器のはたらきが低下していると、病原菌に弱くなるから深刻な感染症にならないために予防として処方
されることが多いのです。

ふつうに風邪をひいたときも必ず抗生物質は処方されますが、この場合も感染症になるのを予防するため。
つまり、今の症状にはほとんど関係ないことが多いのです。
海外の病院で抗生物質を処方するところは、ないそうです。

私はこれを知って、抗生物質を飲むのをやめました。
でも、後鼻漏の症状に特に変化がなかったし、ふつうに風邪をひいたときも飲んでないのですが体に異常はでません。
「本当に必要ない薬だったんだ」と痛感したので、あなたにも飲まないことをおすすめします。

抗生物質を飲まないことは、あるメリットがあります。
それはだるくならないこと。
後鼻漏で悩んでいる人は、「いつもだるい」と感じているはず。

これは後鼻漏が原因で呼吸がちゃんとできないから酸素量が減って、疲れやすくなっているからですが、こうひとつ
の原因が抗生物質の副作用なのです。抗生物質は病原菌を撃退するものですが、人の健康的な細胞まで攻撃してしまい
ます。

抗生物質を飲み続けていると、健康な細胞も減り続けるから、どんどん体の機能が低下していく可能性があります。
こうしたことも考えていると、抗生物質は体にとってマイナスなことのほうが多いですね。
しばらくの間、抗生物質を飲むのをやめてみてください。

体調がよくなったらそのままで、逆に体調が悪くなったら飲むのを再開してみましょう。

抗生物質を飲むのを辞めたら、粘膜の保護はどうすればいいのか

抗生物質は病原菌を撃退するのがメインのはたらきですが、粘膜を保護するという大切な役割もあります。
でも、抗生物質以外の方法でも保護できるから、問題ないですよ。

私が実践していた方法を紹介すると、飲み物をこまめに飲むことです。
炎症を起こしている喉で熱い飲み物を飲むと炎症が悪化してしまうし、冷たい飲み物でも悪化してしまいます。
ですので、少しぬるめの温かい飲み物をよく飲んでいました。

最初は紅茶やハーブティーを飲んでいたのですが、知り合いの薬剤師に「なた豆茶が後鼻漏にいい」と聞いてから
はなた豆茶を飲むことに。最初はケチって安いなた豆茶を飲んでいたのですが、高めの商品に変えてからは一気に
症状がよくなっていきました。

風邪を予防・改善する手洗いうがいは後鼻漏にも効果的

風邪を呼ぼしたり、改善したりするときに手洗いうがいは必須です。
これは後鼻漏の改善にも、効果が期待できます。

特にうがいは喉の奥にたまっている鼻水を吐き出すことができるから、こまめにしたほうがいいでしょう。
私は後鼻漏の時はトイレに行くたびにうがいをしていました。

後鼻漏の症状が気になって楽しめないから、外出を減らしていたのですが、家にいる時間が長い分、ちょっとでも
のどに違和感を感じたら、すぐにうがいしていましたよ。後鼻漏で悩んでいる人は外出する機会が減ってしまう
人が多いですが、家でじっくりケアができるというメリットもあります。

家なら鼻水が喉に絡んだ時にすぐに洗面所へ行って、吐き出すこともできるし、温かい飲み物もいつでも作れます。
人目を気にしないでケアができるから、「外出できない」とネガティブにとらえないで、「ゆっくりケアできる」
とポジティブにとらえましょう。

抗生物質が効かないからBスポット療法がしたい

後鼻漏の症状が原因で鼻と喉の境目に炎症ができてしまうことがあります。
これを上咽頭炎というのですが、この炎症はなかなか治りにくいです。

まず上咽頭は口を大きく開けても見えづらい位置にあるから、医師でも炎症を見つけることが難しいです。
しかも、治療法もかなりきついです。
上咽頭炎の治療法は、Bスポット療法といって塩化亜鉛を直接塗る方法です。

私はしてもらったことがないのですが、体験談によると「飛び上がるくらい痛い」「悲鳴が出る」「二度としなく
ない」と激痛が走ることが予想できます。こんなに痛い治療を受けるのは、怖いから私ならとても無理です。

痛くなくて通院する必要もない方法は、のど飴をなめること、なた豆茶を飲むこと、マスクをすることですね。
のど飴はおいしいし喉にいいから炎症を抑える効果が期待できます。
なた豆茶には抗炎症作用が期待できるカナバニンが含まれているから、これも効果が期待できそうです。

あとマスクをすると加湿・加温できるから、喉のケアになります。
粘膜の働きがよくなるから、細菌やウイルスにも負けない強い喉になりますよ。

上咽頭炎の体験談で「3日間マスクをして寝たら、痛みがかなりひいてしゃべれるようになった」と書かれて
いるものがありました。マスクをして寝るだけで治るなら、お手軽でいいですよね。
とりあえず、3日間試してみてください。

Bスポット療法をやっている病院は少ないから、受けるのも大変ですよ。

抗生物質以外の病原菌を撃退する方法

抗生物質以外の病原菌を撃退する方法を実践すれば、薬に頼らないで免疫力を高くすることができます。
私は加湿器を使うのと、温かい料理を食べることがいいと思います。

加湿器を使うと、空気中に湿気が充満するから細菌やウイルスが下の方に落ちていきます。
空気が乾燥していると細菌やウイルスが空気の上のほうを漂うから、普通に呼吸しただけで吸い込んでしまいます。
でも下の方にたまっていれば、呼吸をしただけでウイルスや細菌を吸い込む心配はありません。

加湿器を使うと後鼻漏も治りやすくなりますし、悪化する心配も減りますよ。