どんな薬が後鼻漏の治療に向いているの?

鼻水が1日中、喉の奥に流れる後鼻漏という症状は成人の3割くらいの人が悩んでいます。
私も最近まで8年間、後鼻漏に悩み続けました。

鼻づまり、鼻声、喉の炎症など後鼻漏の症状はひとつではありません。
毎日がつらくなるし、気持ちも沈みがちになります。

でも、あなたの症状に向いている薬があれば、すぐに治療できそうですよね?
そこで、ここでは後鼻漏の症状別に向いている薬を勉強していきましょう。

後鼻漏の症状はさまざまな種類がある

後鼻漏は慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などで鼻づまりが起こると発症します。
しかし、鼻の症状だけには収まりません。

健康な人でも毎日大量の鼻水が喉の奥に流れているといわれています。
これは鼻と喉の粘膜を潤わせて、保護するためと、ほこりやハウスダストなどを洗い流すためです。
健康な鼻水は透明でサラサラだから、飲み込んでも特に違和感がありません。

でも、慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で鼻水がより一層大量に作られてしまうと、流れきれずに鼻の奥の副鼻腔
にたまってしまいます。たまっている間に細菌が繁殖して、ネバネバになってしまうのです。

これが原因で、喉と鼻の境目の上咽頭炎、食道炎、咳込む、口臭、虫歯などの呼吸器の症状が出てしまいます。
さらに悪化すると、流れた鼻水が到達した胃に、胃炎、胃もたれ、胃の膨満感などが出ます。
そして便秘、下痢、尿の色やにおいが強くなるなどの症状にも発展してしまうのです。

後鼻漏は体の上のほうで起こるし、呼吸器という体の中心の器官で起こる症状です。
全身的な症状になりやすいから、はやめに治療しましょう。

後鼻漏でよく処方されている薬まとめ

後鼻漏にはさまざまな症状がありますが、病院で処方される薬はだいたい同じです。
私は近所の耳鼻科から大学病院までいったのですが、どこでも似たような薬を処方されました。

私が決まって処方されていたのは、抗生剤とムコダインなどの去痰剤。
抗生物質は病原菌を殺菌する働きが期待できるから、体にたまっている鼻水の細菌がこれ以上繁殖するのを抑える
効果と、後鼻漏が原因で免疫力が下がって、深刻な感染症になるのを抑える効果が期待できるからです。

去痰剤は後鼻漏の鼻水は痰なので、これを柔らかくして飲み込みやすくする効果が期待できます。
実際に私は、この2つの薬を飲んでいるときは後鼻漏の症状が軽くなっていました。
でも、薬がなくなったときに「昨日までよくなっていたのは何だったの?」とおもうくらいに、すぐ元に戻りました。

薬はただ症状を抑えるだけで治療する効果までは期待できないみたいです。
後鼻漏で悩んでいるいろいろな人の体験談を読んでみても…

・病院でクラリスという抗生物質とムコダインをもらったけど、飲んでいるときしか治らない
・病院の薬・レポフロキサシン錠100㎎とムコスタ錠100㎎、ぜんぜん効果がない
・後鼻漏で病院言ったらまさかの柴朴湯だった。漢方…ぜんぜん効かなかった

このように、抗生物質と去痰剤という組み合わせの人が多いですが、漢方をもらった人もいます。
私も小青竜湯や辛夷清肺湯などの漢方をもらったことがあります。
鼻炎に効果が期待できるし、後鼻漏の原因となる副鼻腔炎の治療にも使われているものもあります。

でも、私は副鼻腔炎が悪化して後鼻漏になっているから、後鼻漏の一つ前の段階の症状である副鼻腔炎に効く
薬は後鼻漏には弱いと思います。私には小青竜湯などの漢方も飲んでいるときに、症状を抑えているだけでした。

体験談に出てくる、レポフロキサシン錠100㎎は抗生物質でムコスタ錠100㎎は去痰剤です。
私がもらった薬と同じような効果だと思うので、痰に作用するだけで後鼻漏治療にはなりませんね。

去痰剤が1週間で効かなくなってしまう人もいる

私は去痰剤は飲んでいる間だけ、効果が続いていました。
でも、後鼻漏で悩んでいる人の中には1週間くらいで効かなくなってしまう人もいるみたいです。

ある男性の体験談には、「後鼻漏で去痰剤を今までに何種類かもらったことがある。
ムコダイン、ムコスタ錠、ムコサールなど。でも、どれも飲み始めて1週間で効果がなくなってしまう」
この男性は飲み始めは感動するくらいに、効果が出るみたいです。

でも、だんだん効かなくなってきて1週間で元に戻ってしまうのだとか。
抗生物質は飲み続けているうちに体の中に耐性菌ができて、効かなくなってしまうことがあります。
去痰剤もこんなふうに耐性菌ができるのかと思い、調べてみるとできないのだそうです。

去痰剤は痰に対して効果を発揮するものなので、殺菌作用などはないからです。
でも、下剤をずっと使っているとだんだん聞かなくなってくるのと同じ原理で、だんだん効果がなくなってきて
しまいます。

これはほかの薬にも言えることだから、基本的に薬は長期間飲み続けないほうがいいものなのです。

病院でもらう薬の正しい活用法

私は後鼻漏は病院の薬では治らないと思っています。
実際に自分が8年間、いろんな病院に通い続けて完治しなかったからです。

ですので、病院の薬に頼って後鼻漏の治療をすると時間とお金と労力を無駄にする可能性が高いです。
病院で薬をもらうのは、治療の初期だけにしましょう。

とりあえず薬を飲んでみて、効果があるかどうか確認をあなた自身がしてください。
そのうえで効果を確認してから、ほかの方法で治療しましょう。
また、薬をもらうときにレントゲン写真をとってもらってください。

鼻の奥に広がっている副鼻腔は自分では観ることができませんが、レントゲンでとるとどれくらい鼻水がたまって
いるのかはっきり確認できます。自分の副鼻腔にはどれくらいの鼻水がたまっているのか知ることで、どれくらい
で後鼻漏を完治できるか、わかるからです。

そして、マスクやマフラー、手洗いうがいなどの基本的な体のケアをしっかりしてください。
温かい飲み物をこまめに飲んで鼻と喉を加湿・加温するのも忘れないようにしましょう。

薬に頼らない後鼻漏治療

薬に頼らない後鼻漏治療をするときに、ぜひ試してほしいものがあります。
これはなた豆茶というお茶です。

私はこのなた豆茶で後鼻漏を完治しました。
もともと日本茶が好きだったのですが、忙しいし、面倒くさいという理由で温かいお茶を飲む機会が減っていました。
いつもペットボトルのお茶を買ってきて飲んでいたのですが、なた豆茶を知り合いから教えてもらってから生活が一変。

飲み始めて2週間くらいで鼻水のかたまりがドバーっと出てきたのです。
それまでも毎日鼻をかんで、これでもかというくらい鼻水を出しまくっていたから、こんなにストックがあるとは
思っていませんでした。

その日1日中、鼻水のかたまりがどんどん出てきて、ティッシュに吐き出し続けていました。
そしたら、症状がかなり改善してそれから1か月くらいでほぼ完治したのです。
8年も悩み続けていて病院の薬でも治らなかったのに、なた豆茶で治るとは思っていませんでした。

なた豆茶を飲む前は鼻詰まりがひどすぎて完全に口呼吸になっていて、体を温めたり、水分補給をこまめにしたり
という対策を打つ気力もなくしていました。1日中鼻水がネバネバ喉の奥に落ちてくるのが気になって、何もやる気に
ならないのです。

夫とすぐケンカするようになって、夫婦生活に限界を感じたこともありました。
でも後鼻漏のせいだとわかっていたのであきらめずに治療していたら完治できて、夫婦中も今はよくなりました。
後鼻漏はただの鼻の症状ですが、外出できない、旅行できない、人と話せなくなるなどの事態に発展します。

後鼻漏を完治させた人はほとんどが民間療法

後鼻漏を完治させた人の体験談を読んでいると、「生活習慣改善で治した」「鼻うがいで治した」など民間療法で
後鼻漏を治した人がほとんどでした。

鼻うがいは今、中耳炎の原因になるといわれているので辞めたほうがいいと思いますが、病院の薬で完治した
という体験談は見つかりませんでした。薬よりもなた豆茶などの民間療法のほうが効果が期待できますよ。